2016年10月21日　ﾂｲﾝｻｰｷｯﾄ金ﾄﾚ

ここ一週間　仕事とは関係のない案件で

四苦八苦していました。

人間　ｽﾄﾚｽを溜めるのは良くない！

そんな時はｻｰｷｯﾄを走るのじゃ～と

死んだ　おじいちゃんが言っていたので

本日、お馴染み　鈴鹿ﾂｲﾝｻｰｷｯﾄの金ﾄﾚに参加。

　当店お客さんのｱｲｺﾛさん夫妻も参加されるので

　微力ながらもｱﾄﾞﾊﾞｲｽが出来ればというのもあります。

　僕の方は・・・と言うと　ここ最近

　ﾂｲﾝｻｰｷｯﾄとCBR600RR×BS S20EVOに

　合うﾌｧｲﾅﾙ（前後ｽﾌﾟﾛｹｯﾄ歯数の組み合わせ）を模索中。

 　（ﾌｧｲﾅﾙとは・・・最終減速比　めちゃくちゃ解りやすく

　　言うとｷﾞｱ付き自転車みたいなもの、ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ・・って奴。

　　ﾊﾞｲｸの場合はｶﾞﾁｬ、ｶﾞﾁｬ出来ないので

　　ｽﾌﾟﾛｹｯﾄっていう歯車をいちいち取り換えなくては

　　いけないのだ！もちろん歯数別で購入が

　　必要なのは言うまでもないのである。　*　広辞苑P352参照）

　こればかりは机上論は通用せず

　変更して走るしかありませんから。

　前回の調整で　ある程度絞れてきましたが

　ここで　どれだけ妥協せず　完全に合わせるかが鍵です。

　今回は現地での変更も含め2種類のﾌｧｲﾅﾙが試せます、

　一回目ﾁｮｲｽしたのは、15-47  駄目でしたね・・・

　ただ、叩き台には十分なった。

　で、すぐさま変更、一回目より前のｽﾌﾟﾛｹｯﾄを1丁増やして

　16-47・・・

　これが当たりました！

　ﾒｲﾝｽﾄﾚｰﾄで5速　1ｺｰﾅｰで3速落とし

　もうｴﾝｼﾞﾝ回転数ｷﾞｬﾝｷﾞｬﾝの高回転！

　ﾘｱがｼﾌﾄﾛｯｸして多少はｽﾗｲﾄﾞする事を覚悟していたけど

　ｷﾞﾘｷﾞﾘで持ちこたえてくれています。

　ｲﾝﾌｨｰﾙﾄﾞでも高回転を維持しているけどｷﾞﾘｷﾞﾘ

　他のｺｰﾅｰもさばける範囲内。

　ただ　ｴﾝｼﾞﾝ回転数が高い為　ｱｸｾﾙｺﾝﾄﾛｰﾙが

　滅茶苦茶ｼﾋﾞｱ・・・・ｱｸｾﾙのｵﾝ、ｵﾌで激しく

　ﾋﾟｯﾁﾝｸﾞを起こすので　それを抑える為にも

　（ﾋﾟｯﾁﾝｸﾞとは？簡単に言うとｱｸｾﾙを開けると

　前が上がって後が下がる、閉じると前が下がり

　後が上がる車体姿勢の変化を示すもの）

　全閉厳禁　連続するｺｰﾅｰ区間ではﾊﾟｰｼｬﾙを

　駆使して車体姿勢を抑えます。

　（ﾊﾟｰｼｬﾙとは？

　ｱｸｾﾙを一定位置で固定する事、

　ここでの使用としてはｱｸｾﾙを完全に閉じず

　残り1/4程残して急激なｴﾝｼﾞﾝ回転数の変化を抑え

　ｴﾝｼﾞﾝﾌﾞﾚｰｷを和らげる為に使用）

　結果的には　かなり成功！

　久しぶりに　思いっきり近く走る亊が出来ました。

　皆さん　不思議に思いませんか？

　僕の履いているS20も走れば走る程減っていきます。

　このﾀｲﾔ履いて一年近く経ちますが

　ﾊﾞｲｸの状況が良くなれば良くなるほどﾍﾞｽﾄﾀｲﾑと

　ｱﾍﾞﾚｰｼﾞも向上しています。

1年近く経ったﾀｲﾔでもｸﾘｱなら4秒台連発出来るように

　なりました、3秒台に入らなかった原因は

　このﾌｧｲﾅﾙのｴﾝｼﾞﾝ特性を25分間で完全に制御しきれなかった

　自分が原因です。

　これを完全に使いこなせれば3秒台に・・・と。

　新品S21を投入すれば確実かもしれませんが

　ﾄﾞMの僕はどうしてもこのﾀｲﾔで3秒台に入れたいと思います。

　気温も下がり水温も安定しﾊﾞｲｸも良く走るし

　路面温度低下のおかげでﾀｲﾔのｵｰﾊﾞｰﾋｰﾄも

　抑えられてるので出すなら今がチャンスかも。

　↓こちらのCBR900RR用純正ﾊﾝﾄﾞﾙも高さ、垂角共　最高です。

ﾌｧｲﾅﾙの変更はｻｰｷｯﾄ専用車両の特権かもしれません、

一般の街乗りﾊﾞｲｸでも出来ますが　一般道路走行時に影響が

あります。その都度変更すれば問題ないですけどね・・・・

ﾊﾞｲｸの仕様変更が出来なくても走り方を追及する事は

出来ます、同じ事をしていてもﾀｲﾑの向上は絶対ありません。

自分の弱点、欠点を克服する事で技術の向上があります

技術の向上無くしてﾀｲﾑの向上無しです。

自分では欠点が解らない人はお友達や周りの人に

聞いてみるのも手です。

そして、その人の助言を「真摯」に聞くのが大切です。

「ｱｲﾂ俺より遅いし」とか「ｱｲﾂ　有名人じゃねぇ～し」とか

そんなの関係ありません！

「損得無し」の間だからこそ、素直な感想だからこそ

それが本当のあなたの欠点であり現実なのです。

それを右から左に聞き流さず　ちゃんと実行出来る人が

　速くなれるのだと思います。