2年前に平成の大改修を行った
Kさんのゼファー400、車検でお預かりです。
2年前にガッツリして、一年前ぐらいに
エンジン積み換えを行っているので
今回は普通車検です
普通車検の基本は、ブレーキと駆動系の
お掃除と整備です。
スプロケットカバーを外してお掃除から。
チェーンもヒトコマ、ヒトコマ ブラシでお掃除します。
どんなに細かく、しんどい作業でも
当たり前のルーティンにしてしまえば
効率良く出来るようになります
お掃除が終わると、これまたヒトコマ、ヒトコマ
チェーンルーブ(油)をさしていきます
カバーの中ももちろん、お掃除、
毎車検ごとにお掃除していれば
簡単に汚れも落ちます
チェーンカバーの内側も。
拭き取りレベルで汚れは落ちます
スイングアーム内も手の届く範囲限界まで
拭き取り掃除。
僕の基本は、部分洗浄と拭き取りだけです。
使用するケミカルも汚れを落としつつ
シール類や塗装を痛めないものを厳選して使っています。
パーツクリーナーなどは、一切使用していません、
パーツクリーナーは思っている以上に強すぎるのです。
外見だけキレイに見える 丸洗い洗車は
余程じゃない限り行いません。
水と洗剤は、部品剥きだしのバイクにとって毒のようなもの
チェーンをキレイにしたら
もちろんスプロケット&ハブの汚れを落とします。
想像以上にチェーンやスプロケットには砂利が
入り込んでいます。
そういったものが細かい研磨剤のように
チェーンやスプロケットを痛めてしまうのです
フロントホイールの点検です。
ベアリング、シールの状態を確認後
ブレーキディスクの振れ、厚みを測定します
フロントタイヤはちびっていたので
新品タイヤに交換します。
Kさんお気に入りのダンロップTT900GP
リアホイールもフロント同様の作業を行います。
お次はブレーキキャリパーの整備です。
ピストン以外は全てバラして洗浄
グリスアップして組直します。
ブレーキパッドは新品に交換。
何故、キャリパーをホースから外して作業するのかと
いうと、まぁ、作業性が上がるのと
フルード交換する際、出来るだけ完全に古い
フルードを抜き取りたいからです。
ピストンを奥まで入れても意外と抜け切れていないものです
エアを噛ませないようにフルードを足して・・・
抜いて・・・足して・・・というのは論外です
何故、ブレーキと駆動系を集中してするのか?
それは、バイクの中でも一番汚れている所だからです。
ブレーキも駆動系もバイクを走らせるうえで
とても大切なところなのに 汚れで
真っ黒けになっているバイクが多すぎます
真っ黒過ぎて もはや状態すら確認できない・・・・
ブレーキやチェーン、スプロケットは汚れていて当たり前・・・
そういう考えの人が多いのではないかと・・・
汚れているはずの部分がキレイだとしたら
それって、清潔感があってカッコ良いし
何より基本に手間やお金をかけている証です
最後にガソリンが漏れてくる
ガソリンキャップを交換します。
新品にはキーシリンダーが入っていません
キーシリンダーは古いキャップから移植します、
そうする亊でキーは、そのまま使用出来るというわけです。
完成でぇ~す
やっぱり、ブレーキや足回りがキレイな
バイクはシャキっと見えます。
検査も受けてきたので
納車したいけど、雪が降ってます・・・・ね
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