G藤君に「どう?サスペンション講座」と聞くと
「酔っぱらって書いてるんじゃないかと思いましたよ」とな・・・
G藤君ぐらいのライダーに理解してもらえればと
思って書いているのに・・・こんな言われよう・・・
さぁ、今日も行きますか!
えぇ~まず 一般的にはスーパースポーツの
サスペンションは硬く感じる、
ネイキッド車両は柔らか過ぎると感じる傾向にあります。
まぁ、それは間違っていないと思いますが
双方、活躍の場が両極端ですので
仕方ないのかもしれません。
一般道では、そこそこ乗りやすいネイキッド車両も
サーキットじゃ サスがフニャフニャに感じる、
サーキット走行じゃ不満は無いスーパースポーツだけど一般道だと
硬くて乗り心地が悪く、むしろ怖く感じる・・・
両車とも、ここは良いが こちらは駄目 的な感じですね。
はたして、そうなんでしょうか?
普段 ツーリングなどでは、特に不満のない
ネイキッド車両でサーキットを走ると 急に駄目な
サスペンション扱いされる、どうしてでしょうか?
それは、単純に使っているエンジン回転数が違うからです。
普段、サーキットで問題無く走れるスーパースポーツが
一般道で普通に走ると 硬い、乗りづらい、曲がらない
急に駄目なサスペンション扱いされる、どうしてでしょうか?
それは、単純に使っているエンジン回転数が違うからです。
じゃ、ネイキッドからいきますか
普段、一般道を普通に走る時は時速何キロを
ギア何速で走っているでしょうか?
仮に時速を60キロだとして、普通ならギアは3速、4速
ぐらいじゃないでしょうか、ヘタしたら5速まで入っているかも
しれません。その時のエンジン回転数いくつぐらい?
普通の方なら、4、5千回転ぐらいが 一番無理なく
嫌悪感もなく、気持ち良く走れる回転数なんじゃないでしょうか。
多少の速度と回転数の違いはご了承ください
あくまでも 仮の話ですので。
一万回転まで回るエンジンでも、1万回転まで回して
シフトチェンジする方は、いないと思います(一般道では)
ほどほどに、スッと気持ちよくチェンジするでしょうし
ほどほどの回転数をキープして走る方が大半だと思います。
音で言うとこんな感じ
ぶぅ~ん、 カチャ ぶぅ~ん
一万回転まで回してチェンジした場合
フォォォォーン! カチャ フォォォーン!
当然ですが、一定のスピードでエンジン回転数が低ければ
アクセルを開けた時の力強さを感じないと思います。
同じ速度でギアだけを上げていけば、回転数は
どんどん落ちて、力もどんどん薄くなっていきます。
逆に一定の速度を低いギアで走れば エンジン回転数が上がり
その力強さが解るはずです。同じ速度でギアだけを下げていけば
回転数はどんどん上がり、力もどんどん増していきます。
その分、スピードは出ませんが、そこはどうでもいいです。
大事なのは時速何キロをギア何速でエンジン回転数何回転で
走っているのかが大事なんです。
えっ?サスペンションの話から脱線してる?
いえ、ここが一番 肝なので
上記の内容を十分 イメージして下さい。
普段 皆さんの走りです、特別な走りでは
ないので。
懲りずにつづく