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スズキGSX1300R隼 納車整備

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2016年WDM忘年会のお知らせ

 

新車でご購入頂きましたS久間さんの隼

 

納車整備です。

 

面倒ですが とりあえずバラす亊から始めます

 

 フロント周りを構成しているボルト類に

 

 全て錆防止の為のグリスとネジ部に

 

 カジリ防止の為に銅グリスを塗ります。

 フロント周りを組む前にS久間さんからご依頼の

 

 機能パーツを取り付けます。

 

 まず ラジエター&オイルクーラーのコアガード

 取り付け後はこんな感じ。

 

 飛び石等からラジエターやオイルクーラーの

 

 フィンを守ってくれるステンレス製の網です。

 

 自ら跳ね上げた石等もダメージの原因ですので

 

 真ん中だけ網目が細かくなっているのです。

 コアガードも色々なところから販売されています

 

 品質は横一線といったところですので、

 

 ・・・と言うか製造元は皆一緒?

 

 後はデザインです。

 

 僕もS久間さんも大きくメーカーロゴが入ったのは

 

 絶対NG!ですので これくらいが丁度良い。

 

 ちなみにエッチングファクトリーさんのです

 

 (・・・言うか全ての製造元はエッチングファクトリーさんだよね・・)

 

 最初はヨシムラさんにしようとしたけど

 

 ど真ん中に超でっかく「ヨシムラ」のロゴが・・・・

 

 バイク知らない人が見たら

 

 「あの人、自分の名字 あんなふうに・・ヒソ・・ ヒソ・・

 

 どんだけ自分が好きなん?」となるかもしれません。

 

 カスタムはバイク乗りを相手にしてはいけません

 

 むしろバイクに乗ってない人が見ても

 

 カッコイイ!と思えるのが理想です。

 

 ロコの大きざは、ほどほどが良いですねぇ

 

 フロント周りを各部 適正なトルクで締め付けて

 

 組んでいきます。

 

 新車時にはアクスルシャフトを含めボルト類に

 

 グリスが塗られる亊はありません。

 

 その為、雨天走行や保管状況によっては

 

 水気や湿気によって錆るのが普通です。

 

 ちなみにフロンフォークの突き出しのある車両の

 

 場合 左右突き出し量が微妙に違うのも普通です、

 

 この隼の場合0.5mm違ってました。

 

 酷い場合は1mm違う場合もあります、

 

 ただ それが 何か問題あるのかと言うと

 

 特に無いです。

 

 僕が生理的に許せないだけなので

 

 あまり気にしなくてよいでしょう。

 

 冷却液のリザーブタンク内も少なかったけど

 

 ラジエター内もかなり足せました。

 

 さて 次の機能パーツですが

 

 お馴染みのスフィアライト製LEDです。

 

 隼のLowバルブはH7です

 

 H4に比べると付属品が多いですが

 

 意味の無いもの入っているので

 

 使える物だけ使うようにします。

 隼の場合ヘッドライト左右角部に

 

 ポジションランプが付いてますが

 

 そのままだと 左右の角だけオレンジっぽくなるので

 

 ポジションもLEDに交換します。

 

 バイク用のLEDらしく一個¥2000と良い値段です。

 

 バイクは常時点灯なのにポジションランプは

 

 必要なんでしょうか?

 この隼 最初からETC装着済み

 

 メーカーが着けただけあってスマートです。

 

 メーター裏に専用の樹脂製の台座に

 

 センサーが取り付けられており

 

 外目からは見えません。

 

 インジケーターは必要無くメーター内に

 

 表示されています。

 

 お次はスクリーンの交換です。

 

 FJ1200のどでかいスクリーンに守られ続けてきた

 

 S久間さんとしては譲れないところなのでしょう。

 

 S久間さん指定で「ゼログラビティ」製Wバブルスモークスクリーン。

 

 

さて フロント周りは終了したので

 

お次はリア周りです。

 

故にサイドカウルは まだ着けません。

 

こちらもボルト類のグリス塗りがメインです

 

スイングアームを外さずリンクボディやボルトを

 

抜き取ります。

 

せっかく抜き取ったリンクボディは

 

 グリスアップして元に戻します。

 

 

 お次は、スイングアームをフレームに繋げている

 

 ピポットシャフトを抜き取ります。

 

 リアホイールを固定しているリアアクスルシャフトと共に

 

 グリスを塗り塗りして もとに組直します。

 

 簡単に書いていますが これらを

 

 抜き取るだけでも 相当な苦労があったりするんですよ。

 

 でも よくよく考えると多くのバイクなんて

 

 ピポットシャフト抜く亊なんて一生ないのが普通だから

 

 錆びてボロボになってても問題ないんじゃ・・・

 

 リア周りを組んだら チェーンの余分なグリスを

 

 拭き取り、今後リアホイールへの飛び散りを防止。

 

 後、リアホイールに飛び散ったネチョネチョのグリスも

 

 拭き取ってホイールピカピカ!

 

 あっ、そうそう

 

 普通のバイク屋さんは、こんな暇な亊やりませんよ

 

 ウチの場合 ほら たまにしか売れないじゃん、

 

 普通のバイク屋さんはバッテリー繋げて、ガソリン満タンにして終了!

 

 納車整備費はたぶんウチと同じぐらいだと思う。

 

 これ大事な亊なんですが そのバイク屋さんが

 

 悪いわけじゃないですよ!

 

 何度も言いますが それが世間一般、普通なの。

 

 僕は大事なお客さんへ感謝の気持ちと

 

 このバイクの為を想ってやってるだけ。

 

 見たら判ると思うけど 超マイナスです

 

 もし、バッテリー繋げてガソリン満タンが悪だというのなら

 

 そこで 買った人が悪い・・・となります、残念ながら。

 

 買うお店を選ぶ これはお客さんが皆

 

 平等に持っている権利なのですから。

 

 一応言っときますが

 

 新車はそのまま乗るのが最高!

 

 こんな亊やらなくても全然問題無しでぇ~す。

 

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