(仕事と関係無い話し)
明日、28日金曜日の営業は、午前中、夕方からとなります。
ご迷惑おかけしますが、宜しくお願い致します。
今週末は、鈴鹿ツインサーキットで金曜は、金トレ、土曜日は、ラ・パラ、
日曜は、朝練がります。
で、お客さんが数人、日曜の朝練を走ると言う事ですので
一緒に走るつもりでした。
しかし、日曜の天気予報は、曇りのち雨・・・・
あまり期待できそうにもないので、
僕は、明日の金トレを走る事にしました。
で、ちょい お時間を頂いて、自分のCBの整備をちょっと しました。
エンジンオイルとエレメント、プラグとエアクリーナーエレメントを交換します。
全部 純正なんですけどね。
ところで、土曜のラ・パラに、高校生のTが走るつもりなのですが、
今、彼には、バイクに乗る前にハードルを授けてあります。
それは、僕に腕立て伏せ勝負に勝つ事。
一分間に腕立て伏せ何回出来るか、これで僕に勝てなければ
CBRを貸さない約束です。
つまり走行日までに僕に勝てなければ 本人が走りたくても
バイクが無いというわけです。
勝負に回数制限は、ありません、
以前来て勝負しましたが、全く話しにならず、サヨウナラ。
で、つい先日 また勝負しに来ました。
で、結果から言うと やっぱり話しになりませんでした。
僕は、一分間に平均150回越えです、
対して彼は、120回台、そのうえ2回バテます。
そのうえ伏せ方も僕より 甘いです。
僕は、一分間休まず やり続けます。
それに 何の効果があるのか?となりますが、
速く走る事は、とても難しい事です、キッカケやヒントは、
与えられても、最後は、自分の中で模索したうえで
努力の結果でしかありません。
つまり、体力勝負で、何回したら僕に勝てるか
解っているし、大体、僕は、43歳のおっさんで
彼は、ピチピチの10代です。
負けるほうがおかしいです、つまり負けるのは、
本人の努力と絶対勝たなければいけないという意思の
弱さでしかありません。
それに、自分の体もコントロールできないのに
股の下で暴力的なパワーを持つ
鉄とアルミの塊をコントロールできるはずも
ありません。
彼に普段、僕に勝つ為にどれほど トレーニングをしているのか
聞くと、コレがまた・・・あきれる内容でした。
そんな人間がバイクを速く走らせたいなんて
愚の骨頂です、というか 速くなれるわけがありません。
こんな陳腐な勝負に勝つ為の方法も努力の仕方も
思いつかないですから。
かと言って コレは、彼を虐めているわけでは、なく
これも速くなる為の訓練です。
ちなみに僕は、ドMなので、Sには、興味がありません。
結果を得る為にどうしたら良いのか 考えるトレーニングです。
昔に比べ 今は、比較的 走行できる時間が多く、
それが 実は、罠だと言う事に気付いている人は、
いないでしょう。
何も考えずにどれだけ走っても、レベルアップしません、
それは、勉強もせず、お守りをたくさん買って
神社を回り、滝に打たれ、
「どうか 受験に成功しますように!」と言っているのと
さほど変わりません。
走行日に喜んで走るのは、誰でも出来ます。
ちなみにその場で悩むのも無駄です。
大事なのは、 走れない日頃に考え、悩み、
自分の走りと向い合い、課題を見つけ出し、
それを 「走行日」に実戦するのです。
成功すればレベルアップするでしょうし、駄目なら
また考えなおせば良いだけです。
駄目だったとしても、何も考えず、グルグルと回っている
レーサー達より、よほどマシです。
「コレは、駄目だった」という明確な結果が出たわけですから。
余談になりますが、
僕がハニービーで走っていた時は、自分の意思で練習は、
出来ませんでした、マシンもチームの本拠地である東京に
あるのですから。
酷い時は、半年間 走れない事もありました、
その間は、イメージトレーニングと体力トレーニングをひたすら
するしかありません。
雇われライダー、と周りには、羨ましがる人が多くいました。
バイクの整備は、しなくていい、ライディングギアもいつも
ピカピカのサポートされたモノ、そのうえメカニック付き、
十分に羨ましがられる対象です。
しかし、現実は、そんなに甘いものでは、ないのです。
走れなくても結果は、出さないといけないのです。
その為にチームは、僕に投資していたわけですので。
自分の手元にいつでも走れるバイクがあるという環境は、
良さそうで、実は、考えるという行為を奪ってしまう
環境でもあるのです。
T には、楽しく走行会を走りたいのであれば
腕立て伏せ勝負に勝てなくても バイクを貸してあげる、と。
「速くなりたい」のであれば 勝負に勝ってバイクを
持っていきなさい、と言ってあります。
僕の言っている事は、高校生の彼には、全く理解
出来ていないのかもしれません。
でも、彼は、最初に「レーサーになりたい」「速くなりたい」と
僕に言いましたので、僕も真剣に彼に接しているのです。
もちろん 僕が彼と同じ歳の時に、同じようにされても
たぶん T と一緒じゃないかと思います。
誰もしない事をするからこそ、誰とも違う結果が
得れる、彼には、それに早く気付いてほしいなぁ~と
思います。
さて、彼は、今日来ませんでした、土曜日まで
後、一日です。
彼は、明日 来るのでしょうか・・・勝負しに。
楽しみです、彼が回数を増やしてきたら
僕もムキになって更に頑張っちゃうでしょうから。
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